『デルフィニア戦記 第Ⅰ部 放浪の戦士Ⅰ』読書感想

 とんでもなく、面白い小説を読んでしまったのでここに読書感想を記します。

 例によって物語の考察等については別記事で整理します。

 表紙はこれ!

 デルフィニア戦記

 基本的にはファンタジーはラノベしか読まない西向くですが、なんとなく図書館で手にとってしまった一冊です。
 小説家になりたいとは言うてるものの、有名作家さんの小説は基本的には嫌いな読者ですので有名どころであればあるほど作品を知らず、かといって勢い込んで情報収集を行うものでもない。
 何の気なしに読んでみるもページをめくる手が止まらない。

 圧倒されるままに読了。眠気も吹っ飛んでこの記事を書いている。多くの読者がこの作品を再度手に取らんことを願って感想をここに残します。

 あらすじ
 男は剣を揮っていた。黒髪は乱れ日に灼けた逞しい長身のあちこちに返り血が飛んでいる。孤立無援の男が今まさに凶刃に倒れようとしたその時、助太刀を申し出たのは十二、三と見える少年であった……。
二人の孤独な戦士の邂逅が、一国を、そして大陸全土の運命を変えていく――。

 感想
 大変読みやすい。ストレスにならない。そういった小説。勃興期のラノベみたいな感じか。ストーリー展開が素直な感じがする。あと、剣戟の描き方が好ましい。戦闘シーンとはこのように書くべきなのか! と目が覚める思いでありました。

 物書きとして得たもの
 強いキャラ立ち。ちょっと現在のキャラ設定では見えないくらいの生き死にというものを酷薄に描いた物語。人が死ぬことに対して、結構抵抗なく描かれている感じがある。それっていうのはこの世界においてのルールに近い剣を帯びる時代故の空気感を感じた。続刊を確認しながら全体像を把握したい。

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